レインボーフードを食べよう Part2
今日は後半戦・・・(笑)
赤・紫、黒、白のファイトケミカルの食材のついてお話をしていきたいと思います。
赤のファイトケミカルです。代表的なものに
トマトに代表するリコピンがあります。じつはスイカもリコピンが含まれるんです。
イタリアなどでは特に多く食べる食材ですが、「トマトが赤くなると医者が青くなる」ということわざがあるほど健康食材としては有名。
なぜこのように言われるかというとそれは強い抗酸化成分があるからなんです。
他のファイトケミカルよりもその効果が強く、活性酸素を除去してくれてアンチエンジングにも効果があります。
このリコピンは熱に強いのと、良質な油によって吸収率が高まるので、欧州ではトマト・オリーブオイルを一緒に合わせたレシピは王道なんですね。
続いて。。。紫色です。
ブルーベリーやナスに含まれるアントシアニンがあります。
よく目によいものって認識の方が多いと思いますが
目の網膜にロドプシンというものがあります。それは実は紫色をしているんです。
このロドプシンを助けてくれるのがアントシアニンなんです。
網膜の血管の保護や強化、角膜などにふくまれるコラーゲンの安定をしてくれるという効果があると言われ、白内障の予防にもつながるとされています。
次に黒色です。
コーヒー豆やじゃがいもやゴボウを切った時に出るアクの黒い成分であるクロロゲン酸です。
このクロロゲン酸は体内で糖を作りだす糖新生を抑えることによって糖尿病を予防に効果があるほか、脂質の蓄積を抑える効果があるとさせています。
なので、一時期コーヒーダイエットとかで有名になったのはこの成分なんす。
なので、この成分を取りたい場合にはじゃが芋やゴボウなどはあまり水にさらさずに摂取すると効率的にとれます。
最後に白に代表する成分にイソチオシアネートがあります。
大根に多く含まれており、こちらは鮭の回で説明させていただいています!
ではお待ちかねのレシピのご紹介。。。【youtubeで詳しく配信中】
鯖のトマト煮
生のトマトはどうしても季節によって価格の変動があるため、今日はトマト缶を使っていきたいと思います。
また、サバには良質な油が含まれていることからリコピンが効率的のとれるんです。
そのして今回のポイントはサバ缶です。簡単に使えるのに、生のサバと比べるとカルシウ40倍以上含まれるんです。。。。レベルが違う(笑)
ナスのザーサイ和え
電子レンジで揚げ茄子を作っていきたいと思います。
それに、今日はザーサイを合わせた中華風に仕上げていきます。
油でナスをコーティング含まれるアントシアニン系の色素である「ナスニン」の流失を阻止できるんです。
ごぼうときのこのサラダ
ごぼうにはクロロゲン酸のほかに、イヌリンという成分が含まれています。
そのイヌリンは、きのこに含まれる免疫力を高めてくれる効果があるんです。