レインボーフードを食べよう

外国のお菓子??を想像される方も多いかと思います。

今日お話をしたいレインボーフードは虹色の7色のファイトフェミカルを使った食品です。

ファイトケミカルとは、食物が害虫や紫外線、その他有害物質から食物自身が身を守るために作りだした色素や香り、アク、辛みの成分で、サビない身体を作る抗酸化作用をはじめ、ウイルスと戦う免疫向上、がんの抑制効果、 脳の機能効果などに効果があると言われています。

その種類は数千種類に以上あり、私もほんの一部しか把握できてません・・・勉強不足です(笑)

このファイトケミカルはビタミンやミネラル、たんぱく質などの必須栄養素とは異なり、1日の摂取量の基準はないのですが、人は自力でファイトケミカルと作りだすことが出来ないので日々の食卓に取り入れていきたいものです。

その中で、代表的な橙、黄、緑、赤、紫、黒、白のレインボーカラーの野菜のファイトケミカルについて説明していきたいと思います。

7色全部を説明してしまうと長くなってしまいますので、こちらは2回にわたり紹介をしていきたいと思います。

今回は虹色の中でも 橙、黄、緑について説明していきたいと思います。

橙のファイトケミカルです。代表的なものに人参やかぼちゃに含まれるプロビタミンAがあります

これはアルファーカロテンやβカロテンなどのことでカロテノイドと言われる橙色の色素成分のことであり、どのような効果があるかというと必須栄養素であるビタミンAが不足するとこのプロビタミンAからビタミンAがつくられるんです。

なので効果としては粘膜や皮膚を健康に保つ効果のほかに、視力機能の改善やがんの抑制に効果があるとされています。

黄色のファイトケミカルです。代表的なものに、玉ねぎやレモンに含まれるフラボノイドがあります。

特に玉ねぎの含まれるケルセチンはビタミンCの働きを助ける働きがあります。また免疫力の向上に関与する亜鉛の吸収を高めてくれるとも言われています。

効果としては血流をよくする働きがあるほか、コレステロール値を下げる、動脈硬化を予防するなどの生活習慣病の予防に繋がります。

また、最近の研究では抗炎症作用があることがわかり、関節の痛みを和らげる効果があることがわかってきました。

緑のファイトケミカルです。代表的なものに、ほうれん草やおくら、ピーマンにふくまれるクロロフィルがあります。

植物が光合成を行うために不可欠な成分であり、血液の色素であるヘモグロビンと似ているため、別名「緑色の血液」とよばれています。

余分な老廃物(ダイオキシン、や鉛)を吸着し、からだの外に排出をしてくれるでデトックス効果があるほか、同時に血中のコレステロールも吸着して体外も排出してくれる働きがあります。

美容業界では、デトックス効果からパックなどに使われることも多い成分なんです。

今回はそれぞれの色を使ったレシピを紹介します。【youtubeで詳しく配信中】

人参とナッツのサラダ

人参に含まれるプロビタミンA、ナッツに含まれるビタミンE、レモンに含まれるビタミンCを同時にとることを

栄養士の中ではビタミンエースがそろったといいます(笑)

この3つをそろえることで、相乗効果が期待され免疫力を高めてくれます。

次、、、黄色に代表される玉ねぎを使い、

玉ねぎの味噌チーズ焼きを作っていきたいと思います。

玉ねぎはケルセチンもとれるのですが、玉ねぎ1個でバナナの8本分にも相当する

オリゴ糖が食材の中でもトップクラスに入っています。

このオリゴ糖は腸の善玉菌の餌となります。

そのため、発酵食品である味噌やチーズなどの腸内環境を整える食材と組み合わせることにより、より腸によいレシピです。

最後。。。緑

ピーマンとちりめんじゃこの中華炒めです。

ピーマンにはクロロファイルのほかに橙に含まれるβカロテンも含まれています。

また栄養成分としてはビタミンC。

さつまいもの時同様に、ピーマンに含まれるビタミンCは熱に強いんです。

また、ピーマンといったら子供な嫌いな食材NO1。

ピーマンって実は、切り方によって苦みの感じ方がちがうんです。

炒め物ですが、電子レンジで作っていきます。

ピーマンのシャキッと感を残すには、調理工程が大事なんです。